先日の夜。
いつものように
エージェントが、ダンナ狆のためにパンツを脱衣所まで運ぶ仕事に取り掛かったときのことです。
拾い上げたパンツを納得いくまで何度も咥えなおすのはいつもどおりなのだけど、その夜は常にもまして試行錯誤に時間をかけているらしく、エージェントはなかなか運ぼうとしないのでした。
見てみると、リビングのカーペットの上に置いたパンツを、ものすっごい真面目な顔をして鼻でつつきまわしています。
寒い脱衣所からダンナ朕に何度も呼ばれて、やっとのことで咥えて届けたのでした。
報酬を受け取ったエージェントは満足して寛ぎ、浴室からは水音が響き始めました。
やがて風呂から出たらしい物音が脱衣所から聞こえたかと思うと・・・、
という声が!!
(「ギャッ」とは言うてなかったかもしれません。まぁ大体そんな感じで)
しばらくしてパンイチで出てきたダンナ朕の手には、丸めたトイレットペーパーが!!
無防備この上ない状態のダンナ朕の身に何が起こったのか!?
トイレットペーパーに包まれたものの正体は!?
緊迫の続きは次号!!
震えて待て!!
・・・というのは嘘です。続きません。
トイレットペーパーに包まれていたのは、
カ メ 虫 。
風呂上り、パンツを履いたらインサイドに違和感を覚え、見てみたらカメ虫がくっついてたとのこと。
仕事に取り掛かったエージェントはきっと思ったのでしょう。
「変なにおいすると思ったら、このパンツカメ虫くっついてる。いいんかな?」と。
エージェントは、探知犬として反応してたのですね!!
カメムシ。
くさい虫カメムシ。
洗濯物にくっついてきて、そのまま引き出しの中に潜んでたってこと?
いつから…?
ダンナ狆はのちにこう述懐する・・・。
「なんか脱衣所がカメ虫くさいなと思った」と。
虫の侵入は、もうほんとに勘弁してください。
あたしのパンツじゃなくてよかった・・・。
「ギャッ」では済まないよ!!
じつはわたしはカメ虫の匂いを知りません。
嗅ぐほど近くに寄ったことがないからです。
※さて、本日の二枚のあっとちゃん画像は間違い探しです。お楽しみください。
(べつに答えとかは無い)