少し前に会った友だち(○ッコ)から、貴重な証言をいただきました。
それは、あっとちゃんが生まれた日のお話。
あっとは、わたしの友だち(○ッチ)のうちで生まれました。
その日○ッチの家に遊びに来ていた○ッコは、○ッチ不在ながらも、おばさんとお茶飲んでおしゃべりしてたんだって。
しばらくして急用で外出しなくてはいけなくなった○ッチんちのおばさんから、留守番を頼まれたそうです。
なぜなら、そのときあっとちゃんのお母さんはお腹が大きく、今日明日にも産まれるという状態。
○ッコはこころよく留守番を引き受けたのでした。
あっとのお母さんを見守りながら留守番をしていると、やがて息遣いが激しくなり、グルグル落ち着かない様子で歩き回ったりし始めたそうです。
そして産室に設えられた押入れの隅に入っていきました。
は、始まった!?と思い、少し離れたとこから小さく声をかけたりしながら、○ッコは精一杯の応援をしていたといいます。
おばさん早く帰らないかなと焦りながらも、もう始まってしまったものは止めようもないので、様子をうかがいながら待っていると、何十分かして、押入れの陰からお母さんが顔を出しました。
大丈夫!?と、そっと様子を覗くと六匹の仔犬が産まれてて、お母さんは産まれたての仔犬たちをペロペロ舐めていたそうです。
そのとき○ッコもまたお腹が大きくて、間近に出産を控えていました。
あっとちゃんのお母さんとは同志のような気持ちがした○ッコは、「次はあなたの番よ!頑張って!」と言われたような気がして、初産の不安が少し和らいだといいます。
「そして産まれたお嬢さんはもう中3!別嬪さんのチアリーダーだよ!」